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英語の上達を阻む、学校英語の呪縛に打ち勝つ方法

いさお
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いさお
英語と日本語の通訳翻訳者。TOEIC960点、英検1級。2016年から日本とサウジアラビアを行き来し企業の経営会議、技術指導等で18ヶ国300人以上を通訳、及び関連文書を翻訳。サウジ駐在・出張は、「行けば、何とかなる」「英語ができれば、何とかなる」で挑む人は、文化上・英語上のトラブルやストレスに見舞われて、任務の遂行に支障が出やすいと痛感。そこでこれを回避すべく、サウジアラビアに駐在・出張する人が是非知っておきたい情報を、本サイトでお届け!
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ご存知でしたか?
今時の中学校の英語の教科書には、かわいすぎる!とネットで話題になるような金髪の女性の先生が登場するって!(こちらの記事を参照)

かつての教科書とは隔世の感があって、英語への入り口としてはとっつきやすくなっています。

それでも敢えて言いますが、学校の英語は、ワタシたち日本人の英語上達を阻む要素が大きく残っています。
そして、今からでもその呪縛さえ解ければ、あなたももっと英語ができるようになるんです!

 

学校英語の呪縛と、打ち勝つ方法

学校英語についてとりわけよろしくないなぁと感じるのが、英語がマルかバツかに二分して測られるという点です。

学校での英語は結局のところ、試験で生徒を順番付けする手段になっています。
定期試験しかり、受験しかり。

勿論、学校としては生徒全体の中での成績を付ける以上、一人一人を順番付けする材料は必要でしょう。
それでも、学校側の事情を抜きにして言いきっちゃいますと、道具としての英語って、正解は決してひとつじゃないんです!

 

要は、書き言葉であれ話し言葉であれ、コミュニケーションの道具としての英語は、誤解なく相手に伝えることができればいい訳です。
そうしたとき、言葉の使い方はひとつじゃないんです。

 

英語をマルかバツかで二分する学校英語は、更にマズい問題を引き起こします。
それは、正解へのこだわりによる萎縮です。

生徒としては、自分の回答が成績の良し悪しや受験の合否に関わるのですから、やたらなことは書けませんし、話せません。

「間違えたらいけない」というプレッシャーの中、マニアックな域の文法や単語の完璧な暗記にまで追われます。
コミュニケーションの道具が、急に難解な机上の学問になってしまうのです!

 

そりゃあ正しいに越したことはないですし、スタンダードであることは無難です。

でもそこにこだわるあまり、
言葉の選択や発言に慎重になり過ぎたり、
仕事で英語を使うときにテストのような緊張感で言葉が出なくなったり、
自信がなくて発言に消極的になる、
のであれば、それらは間違った英語を発すること以上に問題です。

だって仕事上であれば相手だって、あなたを理解しようという気持ちで言葉を待ってくれているのですから!

 

文化や価値観が異なる国の人同士は、言葉を重ねることで始めて分かり合えます。

言葉を連ねていけば、相手が何を考えているのか、こちらのことをどの程度理解しているのか、といったことが判ります。
その上で、質問をしたり、言葉を換えたりしながら、意思疎通ができるようになるのです。

その過程で例え間違ったことを言ってしまっても、短い文や簡単な単語でいいから言葉を重ねていくと、連想ゲームのようになり相手に通じやすくなるんです。

 

それに何よりも、懸命に言葉を繋いで話そうとする姿勢こそは、淡々と上手な英語を話す人よりも、相手の心をグッと掴むものです。
それはあなたに対する心証、ひいてはサウジアラビアに駐在・出張する目的である任務の遂行にも関わってきます。

 

 

コミュニケーションは、発した者勝ち!

かく言うワタシも以前は「正しい英語」へのこだわりが強いヒトでした。
そのこだわりが音を立てて崩れたのは、かつて駐在していたバングラデシュでの出来事です。

ある時賑やかな人通りを歩いていたワタシは、知らない青年がつかつかと近づいてきました。
彼は見るからに貧しそうで、さほど学校にも通えてなさそうな人でした。
でも、物珍しい外国人(←ワタシ)が気になって仕方なかったのでしょう。知ってる言葉で何とか話しかけようと懸命だったんだと思います。

ワタシの目の前まで来ると、彼は大きな声で質問してきました。
“What is my name?”

ワタシは思わず「そんなの知らんよ!」と言ってしまいました。
でも心の中では、文法よりも何よりも「自分は話したい。だから話すんだ!」と言わんばかりに話しかけてしまう彼の熱意に、激しく感動したんです!

「そう、これこれ!自分に足りないのは、この気持ちなんだ!」って、気付かされました。

 

誰かとコミュニケーションを取ろうと思ったら、「相手を知りたい」「相手と話したい」って思って、実際に行動に移すことが大事ですよね。

英語の正しさや間違えたときを心配よりも、先ずは話せてしまう彼を羨ましく思うと同時に、ワタシはそれまで自分の英語に完璧さを求めていた気持ちからスーッと解放されました。

不思議なことに、それ以来自分から英語を話すのも楽になりました。

 

あなたも今後サウジアラビアに駐在・出張して困らないよう英語を道具として使っていくには、「正しい英語を話さなきゃ」という思いを手放すことをオススメします。

今までとは急に考え方を変えて英語に臨むのは、最初は少し戸惑うことかもしれません。
でも、少しずつでも正しさへのこだわりを手放すことができると、人との意思疎通の度合いがグンと深まります。間違いなく、あなたのサウジでの任務の遂行に大きく関わってきますので、ぜひ心掛けていってください。

 

 

まとめ

1.
英語の伝え方はひとつじゃない!
短い文でも簡単な言葉でも、重ねて発していくと連想ゲームの要領で相手が理解しやすくなる。

2.
だから「正しい英語」へのこだわりを手放すことが大事!

 

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英語と日本語の通訳翻訳者。TOEIC960点、英検1級。2016年から日本とサウジアラビアを行き来し企業の経営会議、技術指導等で18ヶ国300人以上を通訳、及び関連文書を翻訳。サウジ駐在・出張は、「行けば、何とかなる」「英語ができれば、何とかなる」で挑む人は、文化上・英語上のトラブルやストレスに見舞われて、任務の遂行に支障が出やすいと痛感。そこでこれを回避すべく、サウジアラビアに駐在・出張する人が是非知っておきたい情報を、本サイトでお届け!
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